意外とオーストラリアに来て、外国風情をすごく感じるところと、感じないところがあると思います。
まず観光で初めてオーストラリアにいらっしゃった方がすでにアメリカなどを旅していれば、
この国の第一印象はそんなに外国風情を感じないかもしれません。
オーストラリアについて飛行機を降りるとオージーたちが多いですから、それは外国って感じに
なると思いますが、飛行場の外に出て空気を吸うと、同時に目に入る光景は日本車や日本でお馴染みのドイツ車などで、それも日本と同じ左側通行の右ハンドル。
道路標識は皆さんにとって解読可能なイギリス式、日本と同じシステムなんです。
カンガルー、コアラ注意の看板は日本でいう鹿、サル注意ですかね。
僕はこの国に長く住んでいますが、やはりハワイなどへ出かけると車が反対側を走行しているし、レンタカーを借りてついつい運転席を右側と勘違い、右折左折の時に戸惑うこと、、日本の皆さんも同じですよね。
外国って感じがすごくします。
先日もコロナが落ち着いたら家族にハワイ行こうかって申し出たら、なんで??って
僕は外国を感じたいんだっていうと、なるほど、ってなるんです。

オーストラリアは、州によって自動車の免許などの所轄が違い、法律がそれぞれだったりしますので一概に言えませんが、日本の自動車免許証はゴールドコーストではそのまま使えたりします。
ただし免許証を警察官が読めないので公式に翻訳した
ものか、国際免許証を持っていないといけませんが、免許の取り直しなどは短期滞在の場合必要ありません。
国際免許だと一年毎に取り直さなければなりませんが、このシステムだと免許証が仮に3年あれば翻訳と合わせて3年使えるので短期で何度も来る人には便利ですね。
でもコロコロ法律が変わるので、要チェックです。
旅行でゴールドコーストに来ていただくと、時差ぼけがありません。
他の州などは時差も多くなったりしますが、このゴールドコーストは皆さんの腹時計でさえ、日本との差を感じないと思います。
常に1時間だけ日本より先に行っているだけなので、頭がぼーっとするとか眠気が云々とか、我慢して数日は時差調整に体力消耗、日本に帰国して
また同じ時差ぼけの調整なんてことは皆無です。
ビジネスマンの方も本国とのやりとりに深夜まで待ってとか朝早くに連絡を取るなどということは
緊急事態でなければありません。
日本で9時5時で働いている人は、10時6時にするだけです。

食事が合わなくて困ることもないと思います。
僕は洋食は一年に一度?ぐらいしか食べませんので、比較できないかもしれませんが、
そういう僕もジャンクフードだけは月一ぐらい食べます、マックなどはどこでもあるし、
どうしても食事が合わない方は、日本と変わらないこういったファーストフードのお店、
モスバーガーもありますし、アジア系のレストラン以外は衛生面で検挙されたなんてことも聞いたことがありませんし、日本の隣国あたりに詳しい方や出身の方にお話を聞くと、嫌いなお客には不潔な行為を食べ物の中にするとか、調味料も持参するとか、そういった
信頼関係を損ねるようなレストランなどは一度たりとも話に出ませんので安心。
ただし日本食だけは日本人のお店が大変少ないので、日本と比較してはいけないかもしれません。
違いを感じること
まずこれはなんといっても気候、季節ですね。
日本の夏休みにお出かけいただくと、暑くてどうしようもない感覚から飛行場の外に出られた瞬間から、清々しい冬?のパカポカ陽気に包み込まれます。
お正月に来ていただくと、爽やかな夏の日差しに包み込まれます。
季節が逆ですから、避暑として最高にいいですね。
前のブログもご参考までに!
普段の生活の中での切れ目は週単位、お給料も家賃もローンの返済も週単位が原則、月払いがあっても基本的な考え方は年52週で計算した上で月単位に換算するんです。
車も最近では月単位の返済額などが表示されることも増えましたが、基本$80/weekが基本的にオージーさんにはピンときやすい表示なので、月単位で表示されるのは海外生まれの人が多くなってきたからかもしれません。
家を買ったりするときに、ローンの申請を銀行などでする時には、週のお給料や週の生活費にいくら使うのかなどが基本になり週払いで返済できますので、月払いより年間の支払額が同じでも金利の返済も週単位になるので早くローンが返済できます。
日本人にはピンとこないですよね。
あと政治のスピード感、企業のスピード感など何もかも早く変化していきます。
良いか悪いかは別かもしれませんが、アップル社なども新製品の販売、ハリウッド映画などのロードショーなども日本と同時か早いかなって思うほど。
ジェンダーで男性、女性だけではありませんよ、っていうことの理解も日本よりは
進んでいる部分ですので、街を往来していただくと特別なことではないことを理解いただけると
思います。
ただし、お国柄なのかもっていう部分で、日本と比べると女性が強く、男性は女性に
やっつけられてしまう文化はあると思います。
文化が浅い部分こだわりが少ないので、変化していくことに何も足かせがありません。
とはいえどもそれぞれの地域や出身国などの文化、宗教的な伝統などは非常に大切にされる方は多いので、家の中では自分のオリジナルを大切に、外では常に新しいものにチャレンジしている様は旅行ではなかなか気がついていただけないかもしれませんが、
ホームステイなどをされるとわかりやすいかもしれません。
ただし、業者斡旋のホームステイの中には、親善のために受け入れているわけではない家庭もあります。
そこは少し割り引いてみていただければ良いのかもしれません。
さまざまな違いはたくさんあると思います。
アボリジニの方々の生活などは日本とは全く違いますし、移民で成立している近代オーストラリア
は多種多様が普通。
それぞれ見える部分が全てかというと、それぞれが全く違うというのがオーストラリア。
ただし弱気を助け強気を挫くオージー魂は普遍で、政治などの基本概念もそこが原点なんだと思います。
日本人にはすごく共感していただける倫理観や、民主的な国柄、道徳的な感性までも遠慮がないだけで
ほぼ共鳴できるそんなオーストラリアです。
